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2008大学読書人大賞、贈呈さる

 去る6月11日、ついに2008大学読書人大賞の賞の贈呈が行われました。詳細をレポートした記事をまだお見せできないのがざんねんですが、もうすぐサイトにアップできると思います。
http://www.jpic.or.jp/dokushojin/

 当日は直前リハーサルをしながら、 どれだけのかたに集まっていただけるのか不安でしたが、蓋を開けてみれば、広い会場が大学生でいっぱいになりまして、委員として壇のわきから皆さんの姿を拝見したときには、改めて緊張したものです。
 池田真紀子先生に賞と副賞(特注のオリジナル角帽です! 角帽ってなかなか売ってないんですよ)とをお受け取りいただき、池田先生への質問のコーナでは来場のかたがたからも裁ききれないぐらいの挙手がありまして、先生もはつらつと回答なさっていました。途中で打ち切ってそのまま歓談としましたが、質問したかったのに......というかた、すみませんでした。そのご個人的にお話をされたのでしょうか?

 歓談のさいちゅうは、私も会場をうろうろしまして、たくさんの大学生の皆さんと楽しくおしゃべりをさせていただきました。高校の同窓生を見つけたり、遠 方からわざわざ来てくださった方々がいらしたりと、うれしい発見もありました(あと個人的にファンがついたりとか)。立食のさいちゅうにお時間をいただい たかたがたに、ここで改めてお礼を申しあげます。

 ところで、会場にあったボードに、「大学読書人大賞」の各メディアでの記事の切抜きが貼ってあったこと、ごぞんじのかたも多いと思います。2008年7月号の「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)の記事や新聞記事などありましたが、なんと今回、2008年7月号の「群像」(講談社)にも取り上げていただいたのを見つけました!
 「群像」というのは日本のいわゆる老舗文芸誌のひとつで、毎号に日本現代文学の最前線の作品が掲載されていますけれども、その記事のひとつ「侃侃諤諤」に、「大学読書人大賞」のことが書かれてありました。話のマクラといった感じではありますが、うれしいことです。ちなみに、今回の「侃侃諤諤」、あるいは7月号「文学界」(文藝春秋)の「新人小説月評」もそうですけれども、文芸誌の限られたサイズの紙面をどう使うかということに、かなり意識的なものが見られます。最近出た雑誌「エクス・ポ」の影響かもしれません。

 企画スタートからおよそ1年、そのあいだ、初めてメディアに取り上げていただいたころから、特にインターネットなどで、当賞についてのさまざまなご意見を目にしました。温かいものも厳しいものもありまして、私たち実行委員もいつも賞のありかたを再検討しております。ただ、この「大学読書人大賞」がほかのどの文芸賞とも違うのは、この賞がまだ駆け出しであるがゆえに、そして運営しているのが名前と所属とを明らかにした(そして感じやすい)大学生であるがゆえに、皆さんのご意見へのリプライがしやすいところだと思います。
 来年以降、この賞をどんな形式で運営していくのがよいか、私たちもまだ試行錯誤の途中です。皆さんもなにかご意見がございましたら、ぜひお気軽に
dokushojin@jpic.or.jp
までお知らせください。

(渡辺)