2010年4月の記事一覧
ついに!
オススメ本&レビュー2
タイトル:コロヨシ!!
著者名:三崎亜記
高校生の主人公・樹たちが部活動で様々な壁にぶちあたりながらも、それを通し成長していく青春小説。王道なスポ根ものと言っても良いだろう。
だがこの物語の題材となっているのは「掃除」である。しかもそれが全く新しいスポーツとして描かれているのだ。
掃除部を通じて成長し、社会に出ていかされる樹たちの姿は、これからの世界をクリーンなものへと変える野望を持ち未来に生きていく若い世代の姿と照らし合わせて考えることが出来る。
これは今までにない青春小説だ。読む手が止まらず、全身全霊が樹たち登場人物の姿を追い求めていく。
なにより「掃除」も「樹」も「コロヨシ!!」も、フィクションのはずなのにあたかも本当のように読ませる力がある。そのために架空の歴史・文化・社会などの背景を細かく設定して作品の世界観を構築しているところが、三崎亜記らしいと思う。
まだわからない部分もあるし、続きも気になる。これはいずれ発表されるであろう『コロヨシ2!!』で明かされることを期待せずにはいられない。
春
こんばんは
こんばんは。実行委員の大西です。
今日は会議でした。公開討論会に向けて、準備がどんどんとすすんでいます♪♪楽しみですね^^是非みなさんご参加下さい^^
日時:4月25日(日) 14:00~16:00
会場:明治大学(駿河台キャンパス)リバティタワー
討論者: 『あるキング』 成城大学文学研究会
『1Q84 BOOK1・2』 一橋大学文芸部
『植物図鑑』 中央大学文学会
『ボトルネック』 明治大学ミステリ研究会
『夜は短し歩けよ乙女』 慶應義塾大学三田文学塾生会
さて、先日お伝えした文芸サークルさんからのオススメ本&レビューですが、早速レスポンスをいただきました!!
今回いただいたサークルさんは、新潟大学読書クラブさんです♪
タイトル:『地の漂流者たち』
著者名:沢木耕太郎私達は時代の中に生きている、そして時代を自分の足で歩いてくのだ。
ルポライターを志したばかりの20代の著者が、自分の目と耳で情報収集し、自分の足で1970年代の社会を漂流するかのように取材した『地の漂流者たち』。この本には、自衛隊、アングラ演劇、ピンク映画、零細工場等々で生きる、無数の若者が描かれている。
2010年代で20代である、もしくは20代になる私達大学生は、その1970年代に生きた無数の若者という鏡を通すと、どのような思いで自分を見つめるのだろうか?
読書クラブさん、ありがとうございました。同じ若者の眼を通して、違う時代を見つめる。違う世界と、ほんの少しの共通点。
大学生というのは、色々な違う世界を見つめることで、自分を知る。そんな期間だと私は思います。この機会に、1970年代の世界に身を投じてみるのもいいかもしれないですね(*´∇`*)
このブログでは、まだまだ全国の文芸サークルさんからのお勧め本&レビューをご紹介していきたいなと思っております!!
お勧めの一冊がありましたら、どうぞこちらまでdokushojin@jpic.or.jpレビューを添えてお送りください。 (※サークル単位で一冊お送りください)
では、またの機会に^^(大西)
「大学読書人大賞」は、全国の大学文芸サークルによる投票と評論と議論によって、大学生に最も読んでほしい本を選ぶ、年に1度の催しです。
- 委員長
- 白土貴裕
- 副委員長
- 高樋未来
- 委 員
- 新田柊平、青木岬平、内田太朗、飯島初音、大西蘭子、柳澤真美子、綿貫美紀