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最優秀推薦文が決定いたしました!

こんばんは、お久しぶりです、読書人大賞実行委員の中村です。
ついに三次投票を経まして、優秀推薦文が決定しました!!
以下、決定した推薦文の執筆サークルです。

『馬たちよ、それでも光は無垢で』
法政大学 もの書き同盟

『青年のための読書クラブ」
京都府立大学 文藝部

『天帝のはしたなき果実』
関西大学 現代文学研究部

『図書館戦争』
立教大学 文芸批評研究会

『ハーモニー』
中央大学 文学会

『ビブリア古書堂の事件手帖』
大東文化大学 國文学研究会

こちらから、決定いたしました最優秀推薦文をご覧いただけます。

これから大賞決定までは、
最優秀推薦文を書いたサークルの代表者に、4月22日に日比谷図書文化館(東京・千代田区)に集まっていただき、
公開討論によって、2012年の「大学読書人大賞」を決定、というスケジュールとなっております。

とても楽しみですね!どうぞ、皆様の変わらぬご支援をよろしくお願いします。
公開討論会へのご来場お待ちしております。
討論会の詳しい情報はこちらのPDFファイルをご覧ください。


いやはや、告知だけで記事が終わってしまうのも惜しいので、最近読んだオススメ本を1冊紹介させていただきます。

『堕ちた天使 アザゼル』ボリス・アクーニンが作者です。

ジャンルはミステリ、ロシアはモスクワ在住作家が書いた2001年の小説です。
このアクーニン、現代ロシア文学の、上は難解なポストモダン小説、下はポルノ小説しかない分断された文学界で
空いた中間の娯楽小説をうまく書いた、にくいやつです。
アクーニンという響きから、「ロシア語にも日本語っぽい響きの苗字があるのだな」と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
このアクーニン、実は「悪人」という日本語から、「アクーニン」というペンネームを思いついた日本通。
本名は検索すれば出てきますので、どうぞ、ご自分で......(すごく長いので、かじかんだ手で正確にタイプするのはムリです。)

探偵役はエラスト・ファンドーリン。
大変美形で頬を赤らめるとなかなか戻らない、白皙美青年探偵です。
「ウエストは細く、肩はがっしり」見せるためのコルセットを着用し、乙女のような長いまつげを憂いに震わせ推理に挑む......

アワワワワ......
アワワワワワワワワワ......何ということだ......作品名といい、探偵の容姿といい、耽美過ぎる......

......はい、作品の舞台はドストエフスキー、トルストイが生きていた19世紀末です。
そのため、いたるところにこの時代の文学が引用されており、謎解きとあわせて楽しむことができます。

ロシア大好き、ロシアはライフワーク!という方は既に読まれているかもしれません。
また、そんなニッチな層以外にも、ミステリという形が親しみやすいと思いますね。

はい、それでは、一冊紹介し終わりましたので、このあたりで次の投稿者にバトンを渡したいと思います。
討論会でお会いしましょう!ダスヴィダーニャ!

(中村)