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一次候補作紹介! その10

 いつも記事をご覧になってくださりありがとうございます! Twitter係としてお世話になっています、島村です。

 私の周りでは掃除に年賀状に料理の仕込みにと、年末の空気は慌しいながらもみんなが一方向へぐーっと向かっているようでわくわくします。来年の大学読書人大賞も、お正月等の風物詩みたいに、当たり前に盛り上がる大賞であれたらなぁと思いますが......もちろん簡単なおはなしでもなく。

 私たち大学生が主体となって、日本中を巻き込んだ活動ができる機会は限られています。ですが、現にこうして実行委員として関わることができているのは、それを応援してくださる方々や支持者のみなさま、そして何よりも今、全国の大学文芸サークルのどこかに所属して本を愛してやまない〈大学読書人〉たちがいてくれてこそ。

 彼らの(そしてちゃっかり私自身も)、魅力ある本を魅力的に伝えたい! といった意欲をぐーっと刺激する、愛すべきイベントとして「大学読書人大賞」を見てもらえたらいいなぁ。そうしてこの先もずっと、望まれるように手伝えたらいいな!

 ......そんな気持ちで取り組んでいくことが私にとっては、今まで本に育ててもらったことへの恩返しにも繋がるのかな、と以前主催しました講演会で、市川真人さんが「書評はその本への奉仕」と仰られたことを受けて思うのでした。

 そのときの実況ツイートをまとめたものがありますので、ぜひ推薦文を書かれる際の参考にしてください。→2014大学読書人大賞講演会

 と、来年の抱負を考える手前かどうものんびりしてしまいましたが、タイトルにもある通り、一次候補作にノミネートされた次の2作品を紹介します♪



 『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』

動きすぎてはいけない.jpg
千葉雅也/河出書房新社

ドゥルーズの哲学はマスメディア、SNSの
広まりによって「接続過剰」となった現代と引
き合わされ、「切断の哲学」へ。その出会いと
融合の感動が味わえる、読み応え抜群の書。



『アニバーサリー』

アニバーサリー.jpg
窪美澄/新潮社

戦後を生き抜いたマタニティ・スイミング講
師の晶子と、家族愛から遠ざかり望まぬ子を
宿した真菜。二人の半生と心の交流を描い
た、東日本大震災の世界に贈る物語。



 全国の大学読書人たちがどうして「今、大学生に読んでほしい本」としてこれらを推薦したのだろう? そんなふうに意識しながらページを繰るのもきっと楽しいですね。
 もうサークル内ではどの本にしようか、話し合われた方もいらっしゃることでしょう。まだ、というサークルさんも大丈夫、推薦文は2014年2月1日まで募集しています! 詳しい応募概要は大学読書人大賞公式ホームページをご覧ください。

 みなさんがこの大賞をきっかけにして、来年の自分を突き動かす原動力となるような一冊と出会えますように(*>m<*) そしてみなさんにしか書けない推薦文が、その本と未来の読み手との新たな出会いを生み出すことを信じています!

 
(島村)