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一次候補作紹介☆その4☆

 こんにちは。中央大学一年の十文字です。年末年始は特番が多くて嫌ですね。大掃除をしていたら黒歴史を発掘してしまった私に、「今年はどんな年でしたか」と追い打ちをかけてきます。(気のせいですが)

 そういえば今日はピーターパンの日だそうです。子供時代の遺物を見た後だと、大人になれないあの障害が頭をよぎりました。まさか私は大人になっていける......はず。大昔では年明けに歳を一つとったと言いますし、この年末、本を読んで一段でも大人への階段を上りたいものです。

 

 ちょっとドキリとしたあなたに、全くドキリともしなかったあなたにも本日の一次候補作紹介を。本日は『ソロモンの偽証(1~6)』『世界から猫が消えたなら』『すべて真夜中の恋人たち』『死んでしまう系のぼくらに』の四作品を紹介させていただきます。

 

『ソロモンの偽証』

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宮部みゆき 新潮文庫

810~907円 2014年9月~刊

終業式の朝、中学校の裏庭で不登校だった少年が死体となって発見された。ひとつの事件の混乱から人々の不安や悪意が広がってゆく。複数の視点から描かれるミステリー。

 

 

『世界から猫が消えたなら』

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川村元気 小学館文庫

670円 2014年9月刊

もしも世界から何かを消す代わりに、一日だけの命を得られるなら、何を犠牲にするだろう。余命わずかの僕は悪魔と取引をする。そんな僕と猫と悪魔の、最後の7日間の物語。

 

 

『すべて真夜中の恋人たち』

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川上未映子 講談社文庫

691円 2014年10月刊

人と言葉を交わすことも苦しい、そんなひとりの校閲者の静かな恋には、けれど一回限りのこの恋にかけがえのない希望と絶望を抱いてしまう真剣さがたゆたっている。

 

 

『死んでしまう系のぼくらに』

死んでしまう系のぼくらに.jpg

最果タヒ リトル・モア

1,296円 2014年8月刊

「死者は星になる。だから、君が死んだ時ほど、夜空は美しいのだろうし、ぼくは、それを少しだけ、期待している。」日常の中の「死」。その意味を愛おしく掬いとった詩集。

 

 

 候補作紹介も半分が終わりました。もう半分も是非お付き合いください。推薦文の締め切りは2015年2月1日となっております。800~1,600字で書いていただき、応募フォームまでお送りください。各サークル5作品も推薦文を書けますから、何にするか迷っても大丈夫ですね。

 年末年始の暇に飽きたら、候補作を読んでみるのもまた一興ではないでしょうか。応募お待ちしております。

 

 (十文字)