とある飛空士への追憶

  • 『とある飛空士への追憶』

  • 犬村小六
  • 小学館
  • 660円(税込)
  • 2008年2月
  • 自国の次期皇女をのせ、傭兵飛空士が敵包囲網突破任務に挑む。混血のために差別を受ける主人公と、決められた未来が不満なヒロインの切ない恋。そして絶望的な状況を凌ぐ空中戦の二つが織りなす、王道ファンタジー。

最優秀推薦文

今こそ、王道を

推薦文No.5-1
中央大学文学会

 「王道が好きだ」と胸を張って言えなくなってしまったのはいつからだろうか。ひねくれた作品が人々の大きな支持を得るようになって久しい。「王道」は「ありきたり」「ベタ」という言葉と置き換えられ、「王道が好きだ」と言うことは物語に対する思考停止に等しいとすら、思われているのではないか。今という時代が、最早王道を要請していないのだ。

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それぞれの思い

推薦文No.5-2
京都ノートルダム女子大学文芸同好会

 あなたはこの戦闘機に乗る勇気がありますか。
 下級飛空士シャルルに託された試練。
 「次期皇妃を水上偵察機の後席に乗せ、中央海を単機敵中翔破せよ」

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