2008大学読書人大賞が決定!

5月5日東京都美術館 講堂にて、公開討論会が行われ、舞城王太郎著『好き好き大好き超愛してる。』(講談社)が2009大学読書人大賞に決定しました!

6月中旬には、大賞受賞作家への贈賞式を行う予定です。詳細は追ってお知らせします。

勝因は溢れるパトス!?

2009年5月5日、天気は雨にも関わらず、東京都美術館 講堂には約200人の方が足を運んでくださいました!

討論会の模様01

討論会の模様02昨年に引き続き司会を務める実行委員長の河野冬樹さん(一橋大学)と、司会初挑戦となる副実行委員長の山村史織さん(立教大学)の掛声とともに幕を開けた2009大学読書人大賞公開討論会。

討論会の模様03一次投票、二次投票を潜り抜けてきたプレゼンテーターたちは、緊張の面持ちではあるものの、堂々としたプレゼンテーションを展開。ゲストコメンテーターの永江朗氏の解説コメントも手伝い、作品を読んでいない方にも、作品の魅力や推薦理由が十分に伝わる内容となりました。

プレゼンが終了し、質疑応答に突入すると、作品推薦の理由を根底から揺るがすような質問のぶつけ合いに、そんなことを指摘していいものなのかと、会場全体がハラハラさせられました。

討論会の模様04

討論会の模様05

討論会の模様06

そして、そんな激戦を勝ち抜いたのは、熱いプレゼンを展開した正にパトス(情熱)溢れるプレゼンテーター、立教大学文芸思想研究会の緒方勇人さんの推薦作品『好き好き大好き超愛してる。』(舞城王太郎著/講談社)でした。

雨雲も吹き飛ぶような熱い勝利のコメントともに公開討論会は幕を閉じたのでした。

『好き好き大好き超愛してる。』推薦者
>推薦文を読む立教大学 文芸思想研究会 緒方勇人さん
舞城作品のテーマの一つでもある「笑い」、それを会場にもたらすことがてきて良かったです。
『とある飛空士への追憶』推薦者
>推薦文を読む中央大学 文学会 南坊泰司さん
自分の牙の感覚を思い出す刺激的な場でした。楽しかったです。
『ゼロ年代の想像力』推薦者
>推薦文を読むいわき明星大学 文芸愛好会 阿部 哲士さん
大学生読書人大賞を一つ決めるなかで、ほかの5作品の魅力をじかに伝えられたのは、読書人として光栄に感じました。
『AURA』推薦者
>推薦文を読む筑波大学 筑波文学の会 牧田健作さん
楽しかったですし、なにより自分にとってとてもよい経験になりました。今後も是非続けていってほしいですね。
『容疑者Xの献身』推薦者
>推薦文を読むPICASO 東大・早慶ベストセラー出版会 山下順子さん
普段は本を作る活動をしているため、純粋に読む側として本を推薦するのは、新鮮なことでした。
『告白』推薦者
>推薦文を読む東京大学 新月お茶の会 杉浦清人さん
悔しいです。この経験を生かして人の心に訴えるような文章が書きたいです。

舞城王太郎著『好き好き大好き超愛してる。』(講談社)

ニ位 とある飛空士への追憶
三位 ゼロ年代の想像力(小)
四位 AURA
四位 容疑者Xの献身
六位 告白