夜は短し歩けよ乙女

  • 『夜は短し歩けよ乙女』

  • 森見登美彦
  • 角川書店
  • 580円(税込)
  • 2008年12月
  • 不器用な「先輩」は、風変わりだけど可愛い「黒髪の乙女」にベタ惚れしてしまう。珍事件も何のその、鈍感な彼女を振り向かせるべく奔走する先輩の大学生活やいかに……。味のある文体で綴られた恋愛ファンタジー!

まあるい夜を 歩いた乙女に捧げたい

推薦文No.5-1
麻布大学読書サークル

 人は一生のうちに、どれだけのオモチロイことと出合えるのか。そしてそれらに行き合った中の何人が、全ての〝オモチロ"はつながっているということに気づくのだろうか。

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出会いが生む人生の妙味を堪能あれ

推薦文No.5-2
法政大学もの書き同盟

 この作品は幻想的で独特な言い回しを使いながらも、読者を巻き込んでいく力強い緻密さを兼ね備えている。その物語は、好奇心旺盛な可愛らしい「黒髪の乙女」とその少女を恋慕し偶然的な出会いを求め続ける不器用な「先輩」という二人の視点を交互に読みながら進行していく。

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夜は短し、歩けよ大学生

推薦文No.5-3
龍谷大学文芸さ~くる

 『これは私のお話ではなく、彼女のお話である。』

 この本には大学生活というものがギッシリ詰まっていると思います。
 サークルに飲み会に学園祭
 そして恋する青年
 これぞ青春であり大学生です。

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「夜は短し歩けよ乙女」の推薦文

推薦文No.5-4
新潟大学文芸部

 基本は、恋愛小説です。誰が何と言おうと、恋愛小説です。主人公である「先輩」の頑張る姿と、もう一人の主人公である「黒髪の乙女」の好奇心の赴くままに動き回る少女のような姿を見て、読者である私たちがニヤニヤするのが目的のお話です。
 

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日常の先にあるハレの物語

推薦文No.5-5
国士舘大学文芸部

 そも、未読の人に魅力を伝える推薦文であるのに、文の稚拙さ故に、作品の内容に頼らざるを得ず、結果として内容暴露が著しいことを先に謝罪しておく。以下、本文。

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鼎談 大学生3人組が本気で『夜は短し歩けよ乙女』を語る

推薦文No.5-6
新潟大学読書クラブ

※この3人の鼎談は、実際に行なわれたものを限りなくそのまま文字に起こしたものです。

 

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最優秀推薦文

独特恋愛ファンタジー

推薦文No.5-7
慶應義塾大学三田文学塾生会

 「杏仁豆腐の味にも似た人生の妙味」をあなたはご存知だろうか。「恋の味」が浮かんだあなた、随分鋭い。そう、これは白くてふわふわしたあの優しく甘い、恋の物語なのだ。「オイオイ、恋なんてそんなに甘いもんじゃあないぞ、ありゃ悲劇でしかないんだ」なんて毒づく方もいるかもしれない。そんなことはわかってるのだ。それでも確かに恋にはこの作品のような、ファンタジックでオモチロオカチイ側面があるのだ。

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