天地明察

  • 2011大学読書人大賞 受賞作品

    『天地明察』

  • 冲方丁
  • 角川書店
  • 1,890円(税込)
  • 2009年11月
  • 江戸時代、徳川四代将軍家綱の時、日本独自の太陰暦を作るプロジェクトが立ち上がった。その実行者として抜擢されたのが、渋川春海という碁打ち。彼の二十年にわたる奮闘・挫折・喜びを描いた新しい時代小説。

最優秀推薦文

暦を作った男、渋川春海とその息吹

推薦文No.6-1
関西大学現代文学研究部

 渋川春海と聞いて、ピンとくる人はいるだろうか。ちなみに私はすぐに誰だかわかった。たしかあの、一行の男だ。

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本当の自分を探して

推薦文No.6-2
拓殖大学文学研究会

 現在自分は大学生だ。大人と子供の狭間でゆらゆらと漂っている。あと数年で自分のモラトリアムは終わる。もちろん、それは社会へと放り込まれる事を意味する。それなのに、自分が将来何をしたいのか。何を目標にして生きていくのか。ほとんど掴めない。

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夢は受け継がれ、星に届く

推薦文No.6-3
創価大学創作部

 「諦めなければ夢が叶う」なんて、そんな希望的観測を最初に言い出したのは誰なのだろう。そんな無責任な言葉に振り回されて人生を棒に振った人達は数え切れないほどにいる。世の中そんなに甘くない――なんて考えは、『天地明察』を読めば吹き飛んでしまうだろう。

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渋川春海?誰それ?

推薦文No.6-4
一橋大学文芸部

 大石内蔵助、坂本竜馬、源義経、遠山景元などなど。こいつらはかならず善玉。
 対して、吉良上野介、松永久秀、日野富子、酒井忠清などなど。こいつらは必ず悪玉。

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