砂漠

  • 『砂漠』

  • 伊坂幸太郎
  • 新潮文庫
  • 780円(税込)
  • 2010年7月
  • 麻雀やったり授業行ったり。「大学の一年間なんてあっという間だ」。サークルもクラスも同じじゃないけど集まった普通の大学生五人組の日々を、伊坂幸太郎が描く、さわやか群像劇。

最優秀推薦文

砂漠に出る前に

推薦文No.5-1
法政大学もの書き同盟

 社会人がからからに乾いた砂漠にいるなら、大学生はみずみずしいオアシスにいる、というわけではない。ただ目の前に横たわる、時間というオアシスに入り浸っているだけだ。

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僕たちは世界を変えることができない

推薦文No.5-2
明治学院大学文芸部

 「僕たちは世界を変えることができない」大学生にもなればそんなことは十分すぎるくらいに分かる。

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オアシスで贅沢を

推薦文No.5-3
青山学院大学文学散歩の会

 年ばかり大人に近づくけれど、なんとなく大人になりきれないまま、ただぼんやりと怠惰な時を過ごす。やりたいこともわからず、今何をすべきなのかもわからず、することがないから仕方なく遊ぶ。それが大学生である。

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その日のために

推薦文No.5-4
一橋大学文芸部

 伊坂幸太郎さんは冷たい。初めて『砂漠』を読んだ時、そう思った。大学生の生活を、こんな風に描かなくてもいいじゃないか。

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