馬たちよ、それでも光は無垢で

  • 『馬たちよ、それでも光は無垢で』

  • 古川日出男
  • 新潮社
  • 1,260円(税込)
  • 2011年7月
  • 福島県の震災から1ヶ月後、作者は東北へと向かう。マスクの人々、見えない放射能、傷ついた馬たち。そして作者に、かつて執筆した『聖家族』の主人公がかく語る――。小説を書く人々すべてに読んで欲しい一冊です。

最優秀推薦文

タイムマシン的書籍として

推薦文No.1-1
法政大学もの書き同盟

 「この作品に面白さがあるか」それを問われたならば、私は「貴方は一体何をもって本を面白いと判断しているのか」と一昼夜を通して聞き出さなければならないだろう。

続きを読む

善き想像力

推薦文No.1-2
関西大学現代文学研究部

 古川日出男の文章に初めて触れた時、「あ、これは脳みそ!」と直感したことを覚えている。

続きを読む

311を小説は語る

推薦文No.1-3
立教大学文芸思想研究会

 なんて疲れるのかと、読む人は思うだろう。強烈な言葉で描写される鮮烈な風景の中、様々なものが動き続ける。

続きを読む

それでも光は無垢なのだろうか?

推薦文No.1-4
中央大学文学会

 大学生にもなり昔が懐かしく思える。ふと、思い出の場所を訪れたりすると、変わってしまっていて悲しくなる。

続きを読む

最終候補作品

候補作品

折れた竜骨
(米澤穂信/東京創元社)

神様のカルテ
(夏川草介/小学館文庫)

県庁おもてなし課
(有川浩/角川書店)

これはペンです
(円城塔/新潮社)

ジェノサイド
(高野和明/角川書店)

下町ロケット
(池井戸潤/小学館)

少女不十分
(西尾維新/講談社ノベルス)

すべて真夜中の恋人たち
(川上未映子/講談社)

ディスコ探偵水曜日 上・中・下
(舞城王太郎/新潮文庫)

ばらばら死体の夜
(桜庭一樹/集英社)

モダンタイムス 上・下
(伊坂幸太郎/講談社文庫)

リトル・ピープルの時代
(宇野常寛/幻冬舎)