天帝のはしたなき果実

  • 『天帝のはしたなき果実』

  • 古野まほろ
  • 幻冬舎文庫
  • 1,040円(税込)
  • 2011年10月
  • 豪華絢爛、戦中国家体制SF設定の青春学園本格ミステリ! メフィスト賞受賞、著者デビュー作が完全改稿され新たな顔を見せる! 独特の文体、踊るルビにより、選ばれた読者のみがたどり着く驚きの結末!

毎日が楽しくない大学生へ

推薦文No.3-1
新潟大学文芸部

 なぜ小説を読むのか、と問われれば。私の答えは、人の世に生きるのが苦痛だから。

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帝国幻冬劇場、とある客席にて

推薦文No.3-2
明治大学ミステリ研究会

 帝国幻冬劇場で、新たな探偵劇の幕が開く――。

 あ、もしかして『果実』は初めてですか? いいえ、ご心配なく。

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〈探偵する〉こと――戯れと真情のあわいで

推薦文No.3-3
筑波大学ミステリー研究会

 物語の世界設定は、平成二年(一九九〇年)、ただし軍人や貴族が存在し、帝政が敷かれている架空の日本だ。

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最優秀推薦文

向き合うことについて

推薦文No.3-4
関西大学現代文学研究部

 まず、想像してもらいたい。
 貴方に親友がいたとする。そして貴方はその人のことなら何でもわかっていて、何から何まで知っている。

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混沌と秩序の同居

推薦文No.3-5
帝京大学文学研究会Literaters

 本格ミステリーというジャンルは、発端となる謎の発生、探偵役の登場、そして謎の合理的な解決といった決められた枠組みの中でバリエーションを展開しなければならないため、フェア・アンフェアに関する議論や、探偵の神の如き振る舞いを疑問視する後期クイーン問題といった袋小路にしばしば行き当たってしまう。

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最終候補作品

候補作品

折れた竜骨
(米澤穂信/東京創元社)

神様のカルテ
(夏川草介/小学館文庫)

県庁おもてなし課
(有川浩/角川書店)

これはペンです
(円城塔/新潮社)

ジェノサイド
(高野和明/角川書店)

下町ロケット
(池井戸潤/小学館)

少女不十分
(西尾維新/講談社ノベルス)

すべて真夜中の恋人たち
(川上未映子/講談社)

ディスコ探偵水曜日 上・中・下
(舞城王太郎/新潮文庫)

ばらばら死体の夜
(桜庭一樹/集英社)

モダンタイムス 上・下
(伊坂幸太郎/講談社文庫)

リトル・ピープルの時代
(宇野常寛/幻冬舎)