ハーモニー

  • 『ハーモニー』

  • 伊藤計劃
  • ハヤカワ文庫
  • 756円(税込)
  • 2010年12月
  • 21世紀後半、世界的混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築く。そんな見せかけの優しさが氾濫する世界で、少女たちは自殺を試みる。世界の混乱の陰に死ねなかった少女は、ただ一人死んだはずの少女の影を見る。

『ハーモニー』が私たちに問いかけること

推薦文No.5-1
二松学舎大学二松学舎文学談話室

 私たちが日頃行っている意思決定にどれだけの自由があるのでしょうか。わたしは読了して初めに、そう思いました。

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根絶できない病

推薦文No.5-2
筑波大学ミステリー研究会

『ハーモニー』はかつて中二病だった大人に向けた物語だと筆者は思っている。

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『ハーモニー』推薦文

推薦文No.5-3
美作大学図書館ボランティアグループ

 この作者、伊藤計劃(いとう けいかく)は、2007年6月に長編「虐殺器官」で小説家としてデビューした。

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あいだ、私たち

推薦文No.5-4
関西大学現代文学研究部

「あなたが守っている道徳とは何だろうか?」
 そう聞かれて、とっさに答えられる人は多くはいまい。

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ゆるやかな孤独の先にあるもの

推薦文No.5-5
帝京大学文学研究会Literaters

 私たちが安全で安心な日常生活を送ることができるのは、法律という社会のルールに守られているからなのは間違いない。

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最優秀推薦文

伊藤計劃という「視点」

推薦文No.5-6
中央大学文学会

 あなたには、憧れの作家がいるだろうか。
 魂の中枢に刻み込まれた、座右の書があるだろうか。

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あなたはそこにいますか?

推薦文No.5-7
拓殖大学文学研究会

 端的に言えば、この話は人間の意識について描かれた物です。

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最終候補作品

候補作品

折れた竜骨
(米澤穂信/東京創元社)

神様のカルテ
(夏川草介/小学館文庫)

県庁おもてなし課
(有川浩/角川書店)

これはペンです
(円城塔/新潮社)

ジェノサイド
(高野和明/角川書店)

下町ロケット
(池井戸潤/小学館)

少女不十分
(西尾維新/講談社ノベルス)

すべて真夜中の恋人たち
(川上未映子/講談社)

ディスコ探偵水曜日 上・中・下
(舞城王太郎/新潮文庫)

ばらばら死体の夜
(桜庭一樹/集英社)

モダンタイムス 上・下
(伊坂幸太郎/講談社文庫)

リトル・ピープルの時代
(宇野常寛/幻冬舎)