ばらばら死体の夜

  • 『ばらばら死体の夜』

  • 桜庭一樹
  • 集英社
  • 1,575円(税込)
  • 2011年5月
  • 「もっと、もっと、ばらばらにしてあげなくては、ならないのです」。舞台はほんの2、3年前。人間が金に引き裂かれ、「ばらばら」になってしまう時代。「三百万円」という金額の重みを現実以上にリアルに描いた怪作。

切断・縫合・配列

二松学舎大学二松学舎文学談話室

 ばらばらにもかかわらず、つながってしまう。線条的に編まれた一遍の物語は、事後的な統合物に過ぎない。

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最終候補作品

候補作品

折れた竜骨
(米澤穂信/東京創元社)

神様のカルテ
(夏川草介/小学館文庫)

県庁おもてなし課
(有川浩/角川書店)

これはペンです
(円城塔/新潮社)

ジェノサイド
(高野和明/角川書店)

下町ロケット
(池井戸潤/小学館)

少女不十分
(西尾維新/講談社ノベルス)

すべて真夜中の恋人たち
(川上未映子/講談社)

ディスコ探偵水曜日 上・中・下
(舞城王太郎/新潮文庫)

ばらばら死体の夜
(桜庭一樹/集英社)

モダンタイムス 上・下
(伊坂幸太郎/講談社文庫)

リトル・ピープルの時代
(宇野常寛/幻冬舎)