神様のカルテ

  • 『神様のカルテ』

  • 夏川草介
  • 小学館文庫
  • 580円(税込)
  • 2011年6月
  • 栗原一止は、信州松本の地域医療を担う本庄病院に勤務する内科医である。この病院でどんな患者でも診てやりたいと考え、きりきり舞いで働く一止に、大学医局で最先端医療を学ばないかと声がかかる……。

生きることの意味。

東海大学文藝サークル~綴~

 願わくば、こんな医者に看取られたい。そんな風に言ってはいささか大げさだろうか。しかし、この小説に出てくる栗原一止という一人の内科医を見ていると、私はどうしてもそんな感想を抱かずには居られないのだ。

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幸せの材料

美作大学図書館ボランティアグループ

 なんという満悦感だ・・・私は嘆息した。読み終わってからの感想を主人公・一止の言葉を借りて挙げるとこうだ。

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己の正しさに向かって

関西大学現代文学研究部

 「これでよい!」。そう確信できることが、周りにいくつあるだろう。人は大小様々な不安や悩みを常に抱える生き物である。上手くいかない対人関係。成績不振。体調不良。果てには今晩の夕食の献立。人が悩むべき要素は数えればキリがない。

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最終候補作品

候補作品

折れた竜骨
(米澤穂信/東京創元社)

神様のカルテ
(夏川草介/小学館文庫)

県庁おもてなし課
(有川浩/角川書店)

これはペンです
(円城塔/新潮社)

ジェノサイド
(高野和明/角川書店)

下町ロケット
(池井戸潤/小学館)

少女不十分
(西尾維新/講談社ノベルス)

すべて真夜中の恋人たち
(川上未映子/講談社)

ディスコ探偵水曜日 上・中・下
(舞城王太郎/新潮文庫)

ばらばら死体の夜
(桜庭一樹/集英社)

モダンタイムス 上・下
(伊坂幸太郎/講談社文庫)

リトル・ピープルの時代
(宇野常寛/幻冬舎)