これはペンです

  • 『これはペンです』

  • 円城塔
  • 新潮社
  • 1,470円(税込)
  • 2011年9月
  • 文章の自動生成装置を発明した叔父とその姪。存在しない街を克明に幻視する父とその息子。「言葉」を手がかりに繋がろうとする家族を通して読むこと、書くことの根源を照らし出し、言葉と人々を包み込む2つの物語。

「書く」こと、「読む」こと

青山学院大学文学散歩の会

 円城塔の著作を語ろうとすると、いつも不安になる。書かんとしていることを、自分は読めているのだろうか。自分が読みとったことを、他人に伝えられるだろうか、と。

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これはペンで書かれている

筑波大学ミステリー研究会

 主観であり、主観でしかない推薦文であるから申し訳ない。もっとも、客観の推薦文など、芥川賞受賞作家の看板を掲げておけば十分であるとは思っている。

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これが本です。

東京女子大学文芸サークルさつき

 読書の仕方というのは人を映す鏡のようなものなのではないかと思う。どんな本を読みどんな感想を抱くのかは人の数だけ無数に存在するものだ。

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最終候補作品

候補作品

折れた竜骨
(米澤穂信/東京創元社)

神様のカルテ
(夏川草介/小学館文庫)

県庁おもてなし課
(有川浩/角川書店)

これはペンです
(円城塔/新潮社)

ジェノサイド
(高野和明/角川書店)

下町ロケット
(池井戸潤/小学館)

少女不十分
(西尾維新/講談社ノベルス)

すべて真夜中の恋人たち
(川上未映子/講談社)

ディスコ探偵水曜日 上・中・下
(舞城王太郎/新潮文庫)

ばらばら死体の夜
(桜庭一樹/集英社)

モダンタイムス 上・下
(伊坂幸太郎/講談社文庫)

リトル・ピープルの時代
(宇野常寛/幻冬舎)