満願

  • 『満願』

  • 米澤穂信
  • 新潮社
  • 1,728円(税込)
  • 2014年3月刊
  • 殉職した警官、いわくつきの旅館、ありえるはずのない審判、裁きを待つ男、死亡事故が多発する峠、後ろ向きの達磨。謎が明かされる度に思わず背筋が寒くなる、6つの物語。

ほの暗く美しい

推薦文No.17-1
関西大学 現代文学研究部

これは「願い」の物語だと私は思った。登場人物の持つ「願い」はほの暗さをたたえてゆっくりと背筋を這い上がり、ページを繰るごとに私たちの心を捉えて離さない。

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この虚無感は、癖になる

推薦文No.17-2
成蹊大学 文芸倶楽部

「イヤミス」という言葉をご存知だろうか? 読んだあとイヤな気持ちになるミステリ、略して「イヤミス」である。イヤな気持ちになるのについ読んでしまう、なんとも不思議である。

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彼の願いは満ちるところを知らず

推薦文No.17-3
東京理科大学 文芸サークルClock

「ああ、これを......。待って、いたのよ」と言いたくなるような、いや作者のファンならば言わずにはいられないようなザ・ダーク米澤穂信。

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最終候補作品

候補作品