虚ろな十字架

  • 『虚ろな十字架』

  • 東野圭吾
  • 光文社
  • 1,620円(税込)
  • 2014年5月刊
  • 「死刑制度」。未だ存在の是非が問われるこの問題に対して東野圭吾は我々に一つのメッセージを投げかけた。罪を犯すこと、そして「償い」の在り方を描く珠玉のミステリー。

最優秀推薦文

償うべき人間は誰か

推薦文No.2-1
関西大学 現代文学研究部

「誰かの命を奪うことで、人は何を奪われるだろう」これは、この作品が出版される際、宣伝に使用された言葉である。物語の中で、この答えが出されることはない。

続きを読む

種明かし以上の謎と、謎以上の答え

推薦文No.2-2
立教大学 文藝思想研究会

突然であるが、まず申し上げておかねばならないことがある。私は東野圭吾フリークではない、ということだ。更に言えばこの「虚ろな十字架」は私が初めて読んだ東野圭吾作品である。

続きを読む

最終候補作品

候補作品