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If There Were No Japan

If There Were No Japan

A Cultural Memoir

Roger Pulvers

Published by JPIC | Hardcover | ISBN 978-4-916055-44-6 | 248 pages | 210mm (h) x 148mm (w) | March 2015

もし、日本という国がなかったら

もし、日本という国がなかったら
ロジャー・パルバース 著
集英社インターナショナル 刊

内容紹介

宮沢賢治をこよなく愛し、作家・翻訳家として数々の賞に輝くロジャー・パルバースが贈る本書は、『もし、日本という国がなかったら』(集英社インターナショナル)と題し、2011年に日本語版が刊行された。半世紀にわたり日本に身を置いてきた著者が、歴史、文化、日常生活の要素を巧みに融合させ、独自の視点と鋭い洞察力で日本人の気づかない日本人像や現代社会を浮き彫りにし、高く評価された。
 日本で文学・演劇に開眼した著者が、滞在中に親交を持った作家、映画監督、俳優たちを生身の人間として、また、日本だけが生み出せる才能として描き出す。日本の創造性は世界でも稀有とする著者は、この独自性が過去20年間続くスランプから日本を救う道しるべと信じ、21世紀を生きる日本人に語りかける。
 と同時に、このオリジナリティこそ日本が他の文化と共有できる財産として世界に訴える。

著者紹介

ロジャー・パルバース(Roger Pulvers)
1944年アメリカ生まれ。作家/劇作家/演出家/元東京工業大学 世界文明センター長。ハーバード大学大学院ロシア地域研究所で修士号を取得。その後、ワルシャワ大学とパリ大学への留学を経て、1967年、初めて日本の地を踏む。以来、ほぼ半世紀を日本で過ごす。その間、精力的に日本各地を旅し、そこに住む人々や文化、風土、言語の特異性に直に触れるいっぽう、様々な文化人と、深く親密な交流を結び、世界にまれな日本と日本人のすぐれた特質と独自性に驚嘆。
 大島渚監督作品『戦場のメリークリスマス』の助監督などを経て、執筆活動を開始。著書に、『旅する帽子 小説ラフカディオ・ハーン』『ライス』(ともに講談社)、『日本ひとめぼれ』『英語で読み解く賢治の世界』(ともに岩波書店)『英語で読む 桜の森の満開の下』(ちくま文庫)、『新バイブル・ストーリーズ』(集英社)『ハーフ』(書肆パンセ)『賢治から、あなたへ』『驚くべき日本語』(ともに集英社インターナショナル)など多数。また、日本での劇作家としての仕事は、小泉堯史(たかし)監督作品『明日への遺言』(2009年テヘラン国際映画祭・脚本賞受賞)など。深く敬愛してやまない宮沢賢治の作品の英訳にも数多く携わる。その功績から、2008年、第18回宮沢賢治賞を受賞。2013年、「雨ニモマケズ」の翻訳で第19回野間文芸翻訳賞受賞。2015年、『10年間勉強しても英語が上達しない日本人のための新英語学習法』(集英社インターナショナル)、日本語で執筆した小説『星砂物語』(講談社)が刊行。