「電子出版の流通促進のための情報共有クラウド構築と
書店店頭での同システムの活用施策」プロジェクト活動報告

 財団法人出版文化産業振興財団が提案した「電子出版の流通促進のための情報共有クラウド構築と書店店頭での同システムの活用施策」プロジェクトが平成22年度 総務省「新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版の環境整備)に採択されました。


■本プロジェクトの目的

 電子出版に関する情報が整理され誰でも閲覧できる。この環境整備を図る事によって、一般の読者はどのような電子出版物が出版されそれがどのような評価、評判を得ているのかを容易に理解することができるようになる。また更にこれらの情報が現在の出版マーケットを支えるリアル書店で活用されることで一般の読書家に効率的に情報が伝わり、新しい電書籍読者を生み出してゆく。このように電子出版物に関する情報環境の整備と、さらに書店でこれを利活用することが電子出版の市場拡大に繋がる。
  本プロジェクトの目的はこの仮設に基づいて、実際にこのような情報サービスのクラウドを構築し、書店でこれを活用することの検証にある。出版社、書店、一般読者がどのようにこれを受け止めどのような課題があるのかを確認する。またこのような情報サービスのガイドラインをこの実証を通じてつくることで、この情報サービスが安全で正しく運用されていくことを狙うものである。

■プロジェクトの実施体制と実施内容

実施期間 平成22年度11月17日~平成23年度3月31日
実施体制 代表提案社 財団法人 出版文化産業振興財団
     共同提案社 日本書籍商業組合連合会
           社団法人 日本出版取次協会
           社団法人 日本書籍出版協会
           社団法人 日本雑誌協会
           株式会社 博報堂
           プライマル 株式会社

実施内容 2つの事業を通じて出版物関連情報のクラウドサービスの有効性を確認し同時に出版物関連情報の共同利用のガイドラインを策定する  
    
       ①出版関連情報クラウドの構築事業        
       ②リアル書店での同クラウドの活用事業    
       ③電子出版物情報の共同利用のための課題抽出とガイドラインの策定

■ プロジェクト概要

①出版関連情報クラウドの構築事業   
       
電子出版物に関する書誌情報、売れ行き情報書評を蓄積したクラウドサーバを構築。
クラウドのサービスは以下の通り。
・リアル書店が自店の書籍販売に活用できる。
・読者が電子出版物情報を検索・閲覧できる。
・読者が電子出版物を購入できる。   
        
②リアル書店でのクラウド活用    
      
リアル書店に情報端末を設置し、ITリテラシーの低い読者にも電子出版物の情報を伝え流通を促進する。
・読者はリアル書店で、電子出版物専用のプリペイドカードを購入できる。
・リアル書店は、電子出版物とプリペイドカードのプロモーションを実施する。    
         
③電子出版物情報の共同利用のための課題抽出とガイドラインの策定

・電子・リアル書店、読者を対象として、情報ニーズを分析。
・求められる情報の質・範囲を検証し、情報サービスの利用モデル案を策定。
・書誌、売れ行き、書評それぞれの情報管理・ 情報提供についてのガイドラインを策定。
・本実証実験で展開されるサービスの利用規約 を策定。

※この実証事業で出版物関連情報の共同利用サービスの有効性が確認され、継続的な事業展開について今後、研究・検討してまいります。

■ プロジェクト成果・ガイドライン

● 概要・・・・・ PDF279KB
● 報告書・・・・・ PDF2.7MB
● ガイドライン・・・・・ PDF229KB
■ 総務省HPへのリンク  電子出版環境整備事業HP

« 前のページ | 調査活動TOP | 次のページ »

ページの先頭へ戻る