2010年9月の記事一覧
秋の夜長といえば......
こんばんわ
どうも皆さんはじめまして。
今年の大学読書人実行委員会書記になりました、法政大文学研究会二年の飯島です。どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
もう九月が終わりますね、あの凄まじかった暑さが彼岸を境にすっと引いて一気に気温が寒くなったのは慣用句通りすぎてちょっと驚きでした。昔の人すごい。ところで、皆さんの中には電車で通学しているという方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。電車に乗っていると、鞄に忍ばせておいた文庫本を読んでいる方を大学生に限らず見かけます。たまにハードカバーを鞄に隠し持つ強者もいますね。
私も電車通学なのでそうしたいのですが、三半規管が大変弱いのか本の活字を追っていると高確率で乗り物酔いしてきます。そうなるともう読書どころではなく、途中の駅なのに下車したくなってきます。
なので、電車ではあまり本を読まないようにしていますが、毎日毎日乗換含めて一時間以上ぼーっとしたりあまつさえ眠ったりして過ごすのはさすがにどうなんだろうと思い、ぺらぺらと捲って読んだり眺めたりできる文庫本を本棚から選んで学校へ持って行きます。
最近は北村薫さん・おーなり由子さんの「月の砂漠をさばさばと」を読み直そうと、鞄へ。可愛らしい挿絵を見、お話を読みとページを行きつ戻りつ電車に揺られています。
ちなみに、この文庫本は三人の手を経由して私の本棚にやってきました。表紙の角が傷ついています...。
面白かったよお勧めだよ、貸そうか?いいよいいよあげるあげるというやり取りがあったのだろうと勝手に想像。
さて、多少強引な繋がりになってしまいましたが。
文芸サークルの皆さんから今の大学生に向けてお勧めしたい本に今年選ばれるのはどんな作品でしょうか?
それぞれとっておきの本を携えて今年度大学読書人大賞、奮ってご参加ください。
初めまして!
皆さん初めましてこんばんは。
2011年度の大学読書人大賞で副委員長を務めさせて頂くことになった新田と申します。
夏休みが終わって後期授業課程が始まるのと同時に大学読書人大賞の活動もどんどん活発化してきました。とても忙しい中暇を探しては少しでも文学に触れようと考えている次第です。
元々大学の講義に真面目に向き合うことがない僕としては、この時期読書時間はもっぱら授業中になるのですが、そんな中最近何度も読み返している本に平野啓一郎『葬送』という10年前の作品を何度も読み返しています。
この作品はとても文量が多い作品で、読むのに苦労しそうだと思っていたら、丁寧に作りこまれていてすぐその文章に引き込まれてしまいとても個人的に満足のいく作品でした。
後、個人的に興味のある作品があって、村上龍『歌うクジラ』なんですか、作品がiPad向け電子書籍でしかリリースされていないということで読みたくても読めないという状況に陥ってます。
紙媒体の単行本で発売されるより先に電子書籍として配信することは、とても今の出版業界の中でも珍しいことで、このような新しい取り組みなどはどんどんやるべきだと考える一方で、ただ作品を早く読みたいと思っている僕としては複雑な心境です。
さてさて、明日は祝日で学校もないのですがとてもゆっくりできる状況ではない僕ですが、大学読書人大賞の方も他の委員と共に、一生懸命取り組んでいきたいと思います。皆さんからの熱い思いのこもった投票をお待ちしています。
iPadが欲しい・・・
りーどみーキャラクターの名前募集!!!!
2011大学読書人大賞がやってきます!
「大学読書人大賞」は、全国の大学文芸サークルによる投票と評論と議論によって、「この1年に最も輝いていた本」を選ぶ、年に1度の催しです。
- 委員長
- 佐々木拓実
- 副委員長
- 簑島麻佳
- 委 員
- 高見勇樹、葭村珠音、丸茂智晴、坂上和磨、十文字岳、赤羽亮太、高城奈央